コードネームは「Project Helix」
Xboxの新CEO アーシャ・シャルマ氏が、次世代Xboxコンソールのコードネーム「Project Helix」を正式に発表した。シャルマ氏はXへの投稿で「パフォーマンスでリードし、XboxとPCのゲームをプレイできる」と明言している。フィル・スペンサー、サラ・ボンドの退任後に就任した新CEOの、最初の大きな発表となった。
XboxなのにSteamが動く
Project Helixの最大の特徴は、コンソールでありながらPCゲームをそのままプレイできる点だ。Windows 11を内蔵し、Steamはもちろん、Epic Games Store、GOG、Battle.netなど主要なPCストアにすべてアクセスできるとされている。Xbox Allyで採用されたコントローラーファーストのシェルをフロントエンドに据えつつ、デスクトップモードに切り替えればAdobe PremiereやStreamlabsといった制作ツールも使える。もはや「ゲーム機」の定義自体が揺らぐレベルだ。
AMDとの共同開発、2027年発売か
ハードウェアの心臓部にはAMDのセミカスタムSoC「Magnus」を搭載する。AMDのリサ・スーCEOは決算説明会で「2027年の発売に向けて開発は順調に進んでいる」と言及しており、発売時期は2027年が有力だ。具体的なスペックはまだ明かされていないが、「プレミアムでハイエンドなキュレーション体験」を目指すとのこと。
サードパーティ製Xboxの可能性
ASUSなどのOEMパートナーがProject Helixベースのハードウェアを製造する可能性も報じられている。すでにASUSはROG Xbox Allyでマイクロソフトと協業しており、その延長線上にある動きだ。コンソールの世界にPC業界のOEMモデルが持ち込まれれば、ゲーム機市場の構造そのものが変わるかもしれない。
GDC 2026で続報予定
シャルマ氏は3月9日から開催されるGame Developers Conference(GDC)2026で、パートナーや開発スタジオとProject Helixについて詳しく議論すると予告している。スペックの詳細や対応タイトル、価格帯などの情報はここで出てくる可能性が高い。Xboxが「コンソール vs PC」の二項対立を終わらせようとしているのは明らかで、ゲーマーにとっては選択肢が広がる方向に進んでいるのは間違いない。
参考
- Xbox CEO confirms next-gen ‘Project Helix’ console will play PC games - Engadget
- Xbox次世代機、開発コード名は「Project Helix」 - 4Gamer.net
- Windows & Steam Support Will Make Project Helix ‘The Most Open Xbox Ever’ - Pure Xbox
- Microsoft confirms next-gen Xbox will play PC games - Tom’s Hardware
- 次世代Xboxは2027年に発売か AMDのCEOが示唆 - IGN JAPAN