Xboxの組織再編が新たな局面を迎えました。2026年9月22日、XboxのCCO(チーフコンテントオフィサー)マット・ブーティ氏がチーム向けのメモで新たに268人の人員削減を発表しました。
今回の削減数は今年これまでに発表された規模と比べると一見少なく見えますが、その中身は非常にショッキングです。『Halo』開発体制の抜本的見直し、歴史あるスタジオの独立や所属変更、そしてNinja Theoryの閉鎖協議など、Xboxのファーストパーティ体制が根底から組み替えられる動きとなっています。
次の『Halo』はActivisionへ。Halo Studiosは大幅縮小
最大の衝撃は、Xboxの象徴である『Halo』シリーズの開発体制変更です。
- 次の『Halo』本編:Activision内に新設される専門チームが開発(Call of Dutyチームとは別)
- Halo Studios(旧343 Industries):今回最も多く人が減ったスタジオとなり、閉鎖こそ免れたものの小さなチームのみが残留
- 残留チームの役割:発売済みタイトルの運営およびコミュニティ対応に専念

Halo Studiosは、2026年7月28日にシリーズ初のPS5展開となったマルチプラットフォーム作品『Halo: Campaign Evolved』をXbox・PS5・PC向けに同時発売したばかりでした。2012年の『Halo 4』以来、Bungieからシリーズを引き継いで14年間にわたり看板を背負ってきた同スタジオの時代が、大きな節目を迎えることになります。
傘下スタジオの広範な再編・管轄変更
効率化と組織の再整理を図るため、多くの主要スタジオがActivisionやBethesdaなどの傘下へ移管されました。また、Forza HorizonとFableのPlayground Gamesと、Forza MotorsportのTurn 10 Studiosが統合される点も注目されます。
| スタジオ名 | 代表作 | 変更後の管轄・体制 |
|---|---|---|
| Rare | 『Sea of Thieves』 | Activision の管轄へ |
| World’s Edge | 『Age of Empires』 | Activision の管轄へ |
| Obsidian Entertainment | 『The Outer Worlds』 | Bethesda の管轄へ |
| Playground Games & Turn 10 Studios | 『Forza Horizon』 / 『Forza Motorsport』 | 1つのスタジオに統合(ForzaおよびFableの開発を継続) |
| Microsoft Casual Games | 『ソリティア』など | King の管轄へ |
Double Fineなど3社が独立、Arkaneは売却先を探索
巨大な組織から離れ、自立した独立スタジオとして再出発を図る動きも出ています。
- 3社の独立:『Psychonauts』のDouble Fine Productions(2019年に買収)、Compulsion Games、Undead Labsの3社が、当面の運転資金とIPを保持したまま独立スタジオとして切り離されました。
- Undead Labsは『State of Decay 3』の新たなパブリッシャーを確保しての独立となります。
- Arkane Studiosの売却:『Dishonored』などで知られるArkane Studiosは売却先を探しており、フランスの法律に基づいた協議が2026年末まで続けられる予定です。
Ninja Theoryは売却交渉が破談し、閉鎖協議へ
今回最も懸念されているのが、『Hellblade』シリーズで知られるNinja Theoryの動向です。
2026年7月6日時点では、Xbox CEOのアーシャ・シャルマ氏が「Ninja Theoryは新しいオーナーのもとへ移り、新作『Senua』を完成させる資金も確保した」と前向きな発表を行っていました。
しかし、その後に進められていた2件の売却交渉がいずれも不成立に終わってしまいました。
マット・ブーティ氏のメモより: 「残念ながら、Ninja Theoryについては2件の合意がいずれも不成立になった。今後、閉鎖案について社員との協議を始める。並行してほかの道も探り続ける」
2026年6月の「Xbox Games Showcase」で発表されたばかりの『Hellblade』世界観の新作『Senua』のプロジェクトを含め、スタジオの今後については不透明な情勢となっています。
3,200人削減計画は「4分の3」まで進行
Xboxは2026年7月、「2027会計年度のうちに約3,200人を削減する」という大規模な構造改革計画を発表し、その時点で約1,600人の削減を行っていました。
ブーティ氏によると、7月以降に実施されたスタジオの切り離しや今回の削減を含め、発表済みの再編計画のおよそ4分の3(約2,400人規模)まで完了したとのことです。
残る「4分の1」の調整がどの部門やスタジオに及ぶのかについては、現時点で明らかにされていません。大型買収を経て肥大化した組織の最適化を進めるXboxですが、ファンや現場の開発者にとっては依然として厳しい状況が続いています。
参考
- Xbox ‘reset’ continues with 268 job cuts and Activision making the next Halo game - Engadget
- XBOX組織改編で、大規模改革勃発。次の『Halo』開発担当はなんと『CoD』Activisionに、ObsidianはBethesda傘下化など、どでかい再編+統合あり - AUTOMATON
- Microsoft、Xboxで新たに268人削減 次期「Halo」はActivisionが開発、Ninja Theoryは閉鎖案 - ITmedia NEWS
- Rare & World’s Edge will now report to Activision following Xbox layoffs - Shacknews
- Xbox Warns Ninja Theory Could Be Closed As Two Agreements Fall Through - Pure Xbox
- Xbox Spins Off Compulsion Games, Double Fine Productions, Undead Labs and Ninja Theory - Kotaku
- Ninja Theory Now Expected To Close As Deal Falls Apart - GameSpot
この記事は Gemini の原稿をもとに Claude Opus 5.5 が編集しました。
